電線にとまるムクドリ

大合唱。ムクドリの騒音被害

茶色が買った色の身体にオレンジ色のくちばし、見た目にはかわいらしい印象のムクドリですが、人間に大きな被害を与えることがあります。

いろいろある被害の中でも深刻なのが、騒音被害です。ムクドリの被害やその対策について、紹介していきます。

数百羽がまとめて泣けば大騒音に

ムクドリも1羽もしくは数羽程度であれば、それほど大きな被害を受けることはほとんどありませんが、被害が拡大するのは集団でまとまっているときです。

市街地へ移動してきたムクドリ

もともとムクドリは、農作物に被害を与える害虫を食べてくる益鳥であったため、人間にとって害を与える存在ではなかったのです。

その生息地も主に、里山など自然豊かな場所だったのですが、人間が自然を開発したことによって、ムクドリの生活場所を奪う形になってしまいました。

さらには、天敵から身を守るためにも、里山よりも市街地のほうがムクドリにとって、生活しやすい場所となったのです。

集団行動するため、被害も拡大

ムクドリは集団行動する特徴がありますので、たとえ1羽自体は小さな鳥でも、それが数百匹と集まると、鳴き声もかなり大きいものになります。

集団行動するのは、春から夏にかけての繁殖期であり、ヒナが巣立つようになるまでつがいで行行動するからです。

群れもかなり大きなものになると、数万羽で連れ立って行動しますので、それが集団で鳴かれると日常生活にも大きな支障をきたしてしまいます。

夜遅くまで泣き続けることもあり、窓をしっかりと閉めていてもその声が聞こえることもあるほどです。

有効な対策は

ムクドリが群れで行動すると、その周辺は騒音だけでなく、糞尿による被害も受けるようになります。

ムクドリによる被害を受けないためにも、その対策について理解しておきましょう。

網で対策

ムクドリがねぐらとして使っている場所や巣を作っている場所がわかれば、そこに滞在できないように網で侵入をシャットアウトする方法もあります。

鳥よけの網が販売されていますのでそれを使えばいいのですが、他の鳥と比べてもムクドリは体が小さいので、網目が細かいものを選んで購入しないと効果がありません。

網目が大きいと簡単にムクドリが侵入してきてしまいますので、サイズをよく確認して購入するようにしましょう。

テグスを使用する

ムクドリは木などに止まって過ごしますので、気に止まれないようにテグスを張るのという対策も考えられます。

ただし、高い木にテグスを張るのは危険を伴いますので、無理しないように注意しましょう。

市街地への被害がひどいときは、木にとまれないように、樹木をばっさりと切ってしまうことも検討する必要があります。

実際に、ムクドリ対策として、街路樹の樹木を伐採した自治体もあるのです。

忌避剤を使用する

ムクドリの嫌う匂いを発する忌避剤を使用してみましょう。樹木に影響の少ない成分が使われている忌避剤もあります。

電飾で対策

電飾をつけることで、ムクドリが警戒心を抱いてその周辺に近づかなくなります。たとえば、街路樹にLEDライトを設置し、ムクドリ対策に役立てている自治体もあるのです。

他にも、超音波やロケット花火など、ムクドリの嫌う音で撃退する方法なども考えられますので、いろいろと試してみましょう。

まとめ

ムクドリの被害が拡大しない前に、早めの対策をとるようにしましょう。

早めの対策が重要な理由

ムクドリは次第にその群れを大きくしていきますので、まだ群れが小さいうちに対策をとっておくことで、被害を拡大させずに済むようになります。

ムクドリを市街地や自宅周辺で見かけることが増えたら、早めに対策を取るようにしましょう。

継続して実施すること

いろいろなムクドリ対策が考えられますし、いろいろな対策を施し一定の効果がみられたとしても、再度ムクドリが集まってくることも十分に考えられます。

人間に慣れさせないようにするためにも、ムクドリを追い払ってからも継続してムクドリ対策を続けることが大切です。

集団行動するムクドリのひどい糞害についてもまとめました。

関連記事はこちら