手すりにとまる鳩

毎朝鳩に起こされる・・・鳩の騒音被害

ハトの鳴き声による騒音被害もよくある被害のひとつです。ハトの数が少ないうちは、それほど鳴き声が気にならないかもしれませんが、その数が増えてくると鳴き声も大きくなり、日常生活にも支障をきたすようになるでしょう。

そこで、ハトの騒音対策について紹介していきます。

鳴いている鳩は「休憩鳩」

ハトにもいくつかの種類があるのですが、ベランダにやってきて鳴き声を出しているのは、休憩しているハトです。

ハトの休憩場所になっている

ハトは羽休めをする適当な場所を見つけて休んでいますが、主に民家のベランダの手すりは、その格好の場所となり得るのです。

最初のうちは滞在時間も短く、鳴き声による被害はそれほどではないのですが、次第に休憩や滞在の時間が長くなってくると、鳴き声による被害も気になるようになるでしょう。

また、最初は1羽程度であったのが、次第に仲間などを増やすこともあります。ハトの数が増えるようになれば、それだけハトの鳴き声も耳障りになってきます。

滞在時間が長くなると大変

ハトは居心地の良い休憩場所を見つけると、次第にその場所で過ごす時間を長くとるようになります。

次第に、住みつくようになり、最終的には巣を作ってヒナを育てるハトもいるのです。
住みつくようになると、一日中ハトの鳴き声や羽を羽ばたかせる音に悩まされることになってしまいます。

さらには、糞尿などによる被害もみられるようになりますので、早めに対策をとることが重要になってくるのです。

有効な対策はどうすればいいか

ハトの騒音に悩まされないようにするためには、ハトをその場に近づけないようにすることがポイントになってくるでしょう。

ハトがとまれないベランダを作る

ベランダの手すりはハトがとまるのにちょうどよい場所になりますので、その手すりの部分に仕掛けをして、ハトをとまれないようにしてしまいましょう。

たとえば、テグスやワイヤーを使うのも手段のひとつです。手すりから約10センチ開けて、テグスやワイヤーを張ると、テグスやワイヤーに引っかかって、ハトが上手くとまれなくなるのです。

ハトがとまれないように剣山など、先端がとがった物を手すりに置くという方法もありますが、万が一落下してしまったら危険ですし、ハトが大けがをすることもありますので、あまりおすすめはできません。

忌避剤を使用する

ハトは特定の匂いに対して嫌悪感を抱きますので、忌避剤を使用するのも手段のひとつです。

忌避剤には固形やスプレーなど、いろいろなタイプがあり、それぞれ異なる特徴がありますので、適した忌避剤を使用するようにしましょう。

また、忌避剤の成分が気になるときは、ハーブを用いることも手段のひとつです。ハーブの中でもローズマリーの香りをハトは苦手としますので、ベランダで栽培するのもおすすめです。

まとめ

ハトが近よってこなくなれば、騒音による被害も防げるようになるでしょう。

早めに対策をとること

ハトは最初のうちは休憩のために滞在する時間も短いのですが、次第に滞在時間が長くなってくると、被害が拡大します。

さらに、その場所を居心地が良いと感じるようになり、住みついてしまう可能性も高くなってしまいます。

そこで、ハトの鳴き声がうるさいと感じたら、すぐに行動を起こすことが大切です。
まだ、最初のうちはその場所に対して強い執着心があるわけではありませんので、ハトを撃退するのもそれほど難しくないからです。

自力での駆除が難しいときは

すっかり住みついてしまったハトを撃退するのは、簡単ではありません。何かしらの対策をとっても、その隙を狙ってハトはその場所に入り込もうとするでしょう。

そのような時は、業者の力を借りましょう。ハトは法律によって、自力で駆除できない動物の一種ですので、業者に任せたほうが安心ですし、住みついたハトでも、経験豊富な業者なら、すぐに駆除してくれるでしょう。

他にも鳩は病原菌などを運んでいることがあります。衛生被害についてもまとめました。

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